ネ友という概念
お久しぶりです。むくりーです。
2年くらい会ってなかった友人と会ってとても懐かしくて居心地がよい時間を過ごせたので書き殴りたくなりました。
ぼくが本格的にネットにハマりだしたのは16歳の頃で、かれこれ9年くらい前になります。
当時まだGREEしかやってなくて、そこで知り合った音ゲーマーさんたちとリザルトの投げ合いをしたり、好きなコンポーザーさんについて語ったりするのがとても楽しかったのを覚えています。
はじめてのオフ会は、当時通っていた高校の芸術鑑賞の時に、学校の集合時間前に名駅コムテで13歳上の男性と一緒に弐寺で片手プレイをするというだけのものでした。
それまでインターネットで知り合った人と遊ぶなんて機会がなかったぼくにとってはとても新鮮な時間でした。
それまでは顔も名前も知らなかった人と一緒に遊ぶわけですから、緊張もしましたし、授業の一貫の芸術鑑賞だったので、学生服で変じゃないかな?とか、いろいろ悩んだ記憶があります。当然、13歳上の人と遊ぶなんて今までまだ経験したことがありませんし、ましてやインターネットすら触ったばかりの子供でしたから、不安もありました。
結果、優しいお兄さんにアドバイスを受けながら片手プレイを楽しめました。
はじめてのオフ会を経験して、ぼくはさらにネットにどっぷり浸かることになりました。
今でこそ何も言われなくなりましたが、うちの親を含めて、インターネットで知り合った人と会うのを危険視する大人はたくさんいます。
相手がどこの誰だかわからない上に、きっかけがリアルの人間関係ではないため、何か起きた時に相手を特定することすら困難です。
親である以上、子供の心配をするのは当然です。ですが、オフ会は今まで自分の知らなかった世界の人と新しく出会う事ができます。
昨日までいじめられていたり、学校や会社などのコミュニティで疎外されていた人も、そこで新たな人間関係を築く事ができる。
ネットでは、今現在の人間関係や家庭環境を持ち込む事なく新しい自分を始める事ができる。そういう利点もあります。
リアルでの生活を捨ててまでどっぷり浸かるのはあまり褒められたものではないですが、自分にこんな一面があったんだと自分自身を再認識するきっかけにもなります。
ぼくも久しぶりに表情筋が筋肉痛になるくらい笑顔になりました。
リアルで悩んでいる人ほど、ぼくはインターネットで友人を作ることを推奨します。
今自分が所属しているコミュニティだけが自分の居場所ではなく、自分がまだ知らないところに、居心地の良い居場所があるかもしれません。
他人から見てどうであれ、ぼくはインターネットで知り合った友人も大切な友人です。知り合ったきっかけがインターネットだっただけで、画面の向こうではぼくと同じように食事をし、睡眠をとり、明日には会社や学校へ向かう同じ人間です。
ヤドカリがより良い家を探すため殻を脱ぎ変えるように、今までの自分を捨てて新しい居場所を探すのも、一つの人生の楽しみ方ではないでしょうか。
最後にぱぴあちゃん、また関東行った時は一緒に遊んでくれると嬉しいです。